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ー2009年の活動
はじめる視点 〜岡本太郎の博物館/博物館から覚醒するアーティストたち〜
                                

『岡本太郎の博物館』展 in 企画展示室
岡本太郎は、東京国立博物館で縄文の美を発見し、大阪万博の太陽の塔には世界中の仮面や神像を集めるなど、博物館と深い結びつきがありました。
本展では、日本文化の深層に目を向けた岡本太郎が撮影した“モノ”の写真と、東北地方の考古・民俗資料を集めた「東北の太陽の塔」を構成します。

『博物館から覚醒するアーティストたち』展 in 常設展示室
郷土の歴史を紐解く次世代のアーティストたちも博物館から新たな創造の糸口をつかみ、博物館の展示空間が、アーティストの創造性と地域文化資源のコラボレーションの場に生まれ変わります。

会期/ 2009年10月10日(土)〜11月23日(月・祝)月曜日休館(11/2.11/23は開館)
会場/ 福島県立博物館(福島県会津若松市城東町1-25 若松城公園内 tel.0242-28-6000)
参加作家/ 安藤栄作 伊藤公象 伊藤達矢 伊藤将和 岡部昌生 丸山常生 丸山芳子 吉田重信 渡邊晃一 他
記念講演/ 
「岡本太郎と博物館」講師:赤坂憲雄
(福島県立博物館 館長)
他に記念シンポジウム・ギャラリートーク・ワークショップなど多数開催。
主催/ 福島県立博物館
詳細は http://www.general-museum.fks.ed.jp/



丸山作品「たたかいの人類史」:
古代から現代までの人類史を、戦闘という淘汰の側面から眺め、人間とは何かを浮かび上がらせようとしています。
源頼朝による奥州征討「阿津賀志山の合戦」の常設展示ジオラマを、自作である人類史の奔流から飛び出すフラッシュとして関連させ、この戦いで滅ぼされた平泉藤原氏の理想と夢にも照射します。
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Japan & UK Art in Parks Project

この事業は、日英双方の野外アート活動主催者の協働プロジェクトです。
両国の都市型公園での野外展の開催、社会的な空間「公園」との関わりについて専門分野研究者を交えた意見交換などの相互交流を通し、文化的、社会的視点での再考と充実発展をめざすものです。


【国際野外展:日本展】 トロールの森 2009 まちと森をつなぐかたち

首都東京の住宅密集地のただ中に、野鳥が飛来棲息する善福寺池を中心とする公園があります。この都市型公園という環境をテーマとして、国内外からのアーティストが公園内に展示します。

会期/ 2009年11月1日(日)〜11月22日(日)会期中無休
会場/ 都立善福寺公園上池(東京都杉並区善福寺3-9-10)
事務局/遊工房アートスペース内 tel:03-5930-5009
参加作家/ 
丸山芳子 高島亮三 黒野裕一郎 石井隆浩 開発好明 谷山恭子 赤塚りえ子 富田俊明 小松綾
マーク・ダンヒル タミコ・オ・ブライエン セーラ・ウドファイン チャーベル・アカマン ニッキ・クーツ サム・ストカー カトリン・パウル
主催・企画運営/ トロールの森実行委員会
詳細は http://artinparks.net/trolls/

公開講座・シンポジウム『ランドスケープと文化+ART』
2009年11月5日 17:00-19:00
出演者/ クレア・ヒックマン(英国ブリストル大学研究員)、タミコ・オブライエン(英国ウィンブルドン芸術大学教授・アーティスト)、鈴木誠(東京農業大学教授)、丸山芳子(アーティスト)、西山雅俊(東京農業大学非常勤講師・M Design代表)、村田達彦(遊工房アートスペース共同代表)
主催/ 東京農業大学

丸山作品「渇き - 水と征服を求めて - 」:
宿願であった平泉藤原氏征討を果たして関東に凱旋した源頼朝は、のどの渇きを癒すために弓で地面を突き、この展の開催地にある善福寺池の源泉を発生させたと伝えられています。弓は、頼朝の征服への渇望と水への渇望を共に象徴します。そしてそのような渇望は、いつの時代にも人間の普遍的な欲望なのかもしれません。
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【日本&リトアニア国際交流展】 RAIN MEETS SUN  

リトアニアの国名の由来は、「雨」を表す言葉から発しているとされています。一方日本は、「日出づる国と呼ばれています。雨の多いリトアニアでは太陽を願い、そして日出づる国日本では、恵みの雨を願います。この夏、両国のアーティストが現代美術展につどい、交流の架け橋で結ばれます。

会期/ 2009年7月14日(火)〜9月30日(水)
会場/ M.K.チョルリョーニス国立美術館(カウナス市、リトアニア)
    www.ciurlionis.lt
参加作家/ 
丸山芳子 丸山常生 江上弘 小本章 杉本尚隆 森妙子 岩熊力也 彦坂敏昭 門田光雅 小林テイ 大川由美子
(ピアニスト) Vytenis Lingys Kestutis Musteikis Kestutis Grigaliunas LaisvydeSalciute Aistaute Valiute Daumantas Plechavicius Diana Radaviciute Saulius Valius
特別出展/ 
靉嘔
(M.K.チュルリョーニス国立美術館収蔵作品)
特別参加/ 
遊工房アートスペース、美濃和紙あかりアート展 美濃・紙の芸術村
企画/
サウリュス・ヴァリウス
(アーティスト、キュレーター) 
エグレ・コムカイテ
(M.K.チョルリョーニス国立美術館副館長)

経緯と趣旨/
リトアニアの首都・ヴィリニュスが、2009年 の欧州文化首都に選定されました。
これを機会に、フルクサス創始者ジョージ・マチューナスの生まれたリトアニアと関係が深く、フルクサスメンバーであり「虹の作家」と言われる靉嘔氏の作品を中心に据えた、リトアニアと 日本両国の現代美術展が計画されました。この展覧会 “ Rain meets Sun” は、リトアニアのアーティスト、サウリュス・ヴァリウスによって、数多くの日本との交流経験 をもとに着想され、靉嘔氏の世代と、中堅・若手の2つの世代、そして2つの文化の間で興味深い交流が図られようとしています。両国の中堅、若手作家による現代美術作品の展示と、パフォーマンス・アートやピアノ演奏、伝統の和紙を使った「美濃和紙あかりアート展」の記録を紹介します。

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丸山芳子展示作品  [
Waiting for a Rainbow]

展示空間の床に麻紐で編んだタペストリーや麻紐を敷きつめ、世界の大陸を表します。アースカラーの紐の混沌の渦の中に、見え隠れする編み目の規則的な連なりは、人間の粛々とした日々の堆積。多難な現状を共有する世界の人々が、祝福の虹があらわれる時を辛抱強く待つ心境を表現します。天井から、台地に降り注ぐ雨糸の先に種子が…。これが吉凶どちらを生むものなのかは、だれにもわからないのです。
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