ART Ii Biennale of Northern Environmental and Sculpture Art 2010
ART Ii Workshop (滞在制作) 


6月3〜12日 KulttuuriKauppila Art Centre, Ii, Finland
kulttuurikauppila Art Centre

それぞれのアーティストに専属の制作アシスタントが付き、協力してくれる。私は制作技術に秀でたMattiさんと組み、必要に応じて他の作業協力人員が加わった。現地でたくさん生えている柳の枝は、この地らしい素材だが新鮮でないものは折れやすく、どう扱うか試行錯誤の連続だった。最後の画像はオープニング30分前。楕円形の側面を接着するために押さえている光景。

滞在制作記録の詳細はまもなくブログにアップ予定です。
ART Ii Biennale

 

オープニングセレモニー6月12日18:00より 一般公開6月13日〜9月5日
http://www.artii.fi/
作品設置/ Culture Tradition Path along the river Ii(Ii, Finland)
参加作家/ Maria Paninguak` Kjaerulff (グリーンランド)、Linus Ersson (スウェーデン)、Lars Vilks(スウェーデン)、 Egil Martin Kurdol (ノルウェイ)、 丸山芳子(日本)、Helena Kaikkonen (フィンランド) 
正確な名前表記は最新情報ページのチラシをご参照下さい。
主催・企画運営/ KulttuuriKauppila Art Centre
助成/ the Nordic Culture Fund, the Art Council of Finland, Valto Pernu Trust, Iilaakso Ltd and the municipality of Ii


フィンランド中部の街 IiのレジデンスKulttuuriKauppila Art Centre が滞在と展運営の中心となり、作品はIiの街に広がりつつあるカルチャー遊歩道沿いに恒常設置となります。

丸山作品の詳細は作品ページへ、

オープニングセレモニー

招待客と関係者のみのパーティー。元文部大臣などの祝辞に耳を傾けるアーティストたち。

撮影:Henri Bonell

アートツアー

ディレクターのLeena Vuotovesiさん(赤いコートの人)の紹介により、アーティストの作品を廻り歩いてコメントを聴く。

丸山芳子(日本)

フィンランド人、とりわけIi で出会った人々の不屈でしなやかな精神を木の葉に象徴させ、石の川に浮かべた。

撮影:Henri Bonell

Maria Paninguak` Kjaerulff (グリーンランド)

イヌイットである自身の心の風景を廃墟として作り、植えた草や花が廃墟を覆い尽くすことを期待する。

Egil Martin Kurdol (ノルウェイ)

高山などの自然界にオブジェをつくる作家が、偶然ここで出会った根っこにインスピレーションを得た。

Linus Ersson (スウェーデン)

この世の贈り物である自然をいかに楽しむか、の装置か?

Helena Kaikkonen (フィンランド)

蓄光の染料を用いた糸で編んだ円を森に点在させ、夜にも光をもたらす作品。

Lars Vilks(スウェーデン)

この街のバス停留所(写真奥)前の広場にて、新しい停留所を作ってしまった。Iiという文字からなる入口には「駅」というプレートが。

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