急流を木の葉の舟が流れて行く。しぶきがかかろうとも沈むことなくー。周囲の大国に翻弄された歴史を持ち、寒冷な気候にも耐えてきた、フィンランドの人々を葉の舟に象徴させた。 舟の左右の石の並びは、日本語「きこえるかい?」、同じ意味のフィンランド語「Kuuluuko?」と書かれている。自然から人間への、歴史から現代人への問いかけであり、また、フィンランド人と日本人同士の呼びかけでもある。
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2010
柳の枝、材木、写真画像、ガラス玉、鏡、アクリルボード、石、他 葉:L.680cm, W.150cm, H.170 cm 設置面積:W.600cm x L.1500cm サイズ可変 KulttuuriKauppila Art Centre and the Culture Tradition Path of Ii, Ii, Finland [ART Ii Biennale of Northern Environmental and Sculpture Art 2010]