葉の舟

急流を木の葉の舟が流れて行く。しぶきがかかろうとも沈むことなくー。周囲の大国に翻弄された歴史を持ち、寒冷な気候にも耐えてきた、フィンランドの人々を葉の舟に象徴させた。

舟の左右の石の並びは、日本語「きこえるかい?」、同じ意味のフィンランド語「Kuuluuko?」と書かれている。自然から人間への、歴史から現代人への問いかけであり、また、フィンランド人と日本人同士の呼びかけでもある。

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