2009年11月03日
はじめる視点 ~岡本太郎の博物館/博物館から覚醒するアーティストたち~
『岡本太郎の博物館』展 in 企画展示室
岡本太郎は、東京国立博物館で縄文の美を発見し、大阪万博の太陽の塔には世界中の仮面や神像を集めるなど、博物館と深い結びつきがありました。
本展では、日本文化の深層に目を向けた岡本太郎が撮影した“モノ”の写真と、東北地方の考古・民俗資料を集めた「東北の太陽の塔」を構成します。
『博物館から覚醒するアーティストたち』展 in 常設展示室
郷土の歴史を紐解く次世代のアーティストたちも博物館から新たな創造の糸口をつかみ、博物館の展示空間が、アーティストの創造性と地域文化資源のコラボレーションの場に生まれ変わります。
会期/ 2009年10月10日(土)~11月23日(月・祝)月曜日休館(11/2.11/23は開館)
会場/ 福島県立博物館(福島県会津若松市城東町1-25 若松城公園内 tel.0242-28-6000)
参加作家/ 安藤栄作 伊藤公象 伊藤達矢 伊藤将和 岡部昌生 丸山常生 丸山芳子 吉田重信 渡邊晃一 他
記念講演/
「岡本太郎と博物館」講師:赤坂憲雄(福島県立博物館 館長)
他に記念シンポジウム・ギャラリートーク・ワークショップなど多数開催。
主催/ 福島県立博物館
詳細は http://www.general-museum.fks.ed.jp/
丸山作品「たたかいの人類史」:
古代から現代までの人類史を、戦闘という淘汰の側面から眺め、人間とは何かを浮かび上がらせようとしています。
源頼朝による奥州征討「阿津賀志山の合戦」の常設展示ジオラマを、自作である人類史の奔流から飛び出すフラッシュとして関連させ、この戦いで滅ぼされた平泉藤原氏の理想と夢にも照射します。
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