2015年10月11日
精神の〈北〉へ vol.5 福島 -樹の民フィンランド人と見えない存在をみる-
今回の交流相手フィンランド人にとって、森は聖なる安らぎの域であり、自らの守護の樹と心で対話するところです。自然の一部となるように身を置いて心身の浄化を求め、精神性を大切にする生き方は、本当の豊かさとは何かを示唆しています。
その精神性、神話性に満ちた自然観にふれるとき、私達のどのような本質が浮かび上がり、共振するでしょうか?
北方・雪国・豊かな森と水資源・かつての被支配地域など、東北や会津地方との共通項をたくさん持つフィンランドのアーティストたちと、作品の共鳴を感じ、豊かな〈北〉を発見し、新たな東北観を見出す機会を、ぜひ共有して下さい。
滞在活動/10月11日(日)- 11月16日(火)
展覧会/11月3日(火・祝)- 11月15日(日)
会場/金忠座敷蔵・下駄亀座敷蔵・絵本の蔵・ギャラリーモーツァルト・村藤店蔵
(福島県喜多方市南町 小田付地区南町蔵屋敷群)
アーティスト/千葉奈穂子、丸山芳子、ヘレナ・ユンティラ、アンッティ・ユロネン
研究者/カイサ・ケラター
後援/フィンランドセンター(フィンランド大使館)
助成/朝日新聞文化財団、FARAME Visual Art Finland, The Scandinavia-Japan Sasakawa Foundation
協賛/喜多方中央ロータリークラブ
活動紹介・トークイベント:
□三島の森と対話して
10月24日(土) 14:00-16:30
会場: 宮下活性化センター(福島県三島町大字宮下字田中)
トークセッション:
□精神が宿る域:フィンランド人と会津人の自然観
11月8日(日)14:00~16:00 金忠座敷蔵
□北方人のスピリット:北欧のサミと東北の先住民
11月14日(土)14:00~16:00 金忠座敷蔵