地の脈 #2510-t
私たちが生きている地球の表層は、地殻変動や気象的現象、戦争や繁栄などのヒトの営みによって、その姿を変える。
しかし、変わりゆく地表の下に意識を向けると、そこには幾層にも深さを変えて地下水が流れている。
想像してみる。地下水脈に向かって地球上の各地から触手のようなものが伸び、その地域にとって適する水脈を探し当て、地域性を醸成している様子を。そこでは、その地に合った動植物が生育し、地野菜や地酒が生みだされ、人も、生きている地の水や食を血肉として、地域固有の精神文化を育んでいる。
相手に近しいものを感じる時、それが遠く離れた地の人であっても、同じ水脈を共有しているのかもしれない。
[精神の〈北〉へ vol.16 :それぞれの北 ひとつの共鳴]
2025. 10. 13―10.18
丸山 芳子(日本)丸山 常生(日本)スザンヌ・ムーニー(アイルランド)ヘレナ・ユンティラ(フィンランド)ユッカ・タルキアイネン(フィンランド)
福島県喜多方市での開催に続く東京での開催。1階と2階を合わせた広いスペースに、全作品を紹介した。
